続いて紹介する5つのAI文字起こしアプリはどれも授業やセミナーの録音の文字化に利用できます。AI利用で迅速に録音の内容が分かり、メモ取りや復習が捗ります。それでは、おすすめの5つのツールを見ていきましょう。
RecCloud – マルチプラットフォーム対応AI文字起こしアプリ
まず紹介するのは、音声文字起こしサービス「RecCloud」(レッククラウド)です。マルチプラットフォーム対応なので、PCやスマホで簡単に利用でき、パソコン側ではデスクトップ版とウェブツール版を利用し、スマホやタブレット側はアプリ版を利用すればいいです。アプリ版にはリアルタイムでの文字起こしも可能です。日本語はもちろん対応で、文字起こし可能な言語は50種類以上で、外国語学部の学生さんも手軽に利用できます。
パソコン側でウェブツール版の使い方は「【2024年最新】最高の音声文字起こしツール3選」という記事を開いてご参照ください。
ここでは、スマホ用のアプリでの授業録音文字起こしの方法を簡単に説明いたします。App StoreやGoogle PlayからRecCloudアプリをインストールし、開きます。
特徴:
RecCloudの優れている点は、日本語の認識精度の高さです。専門用語や固有名詞も比較的正確に認識してくれるので、大学の講義録音には最適ですね。
UDトーク – 優れる国産文字起こしアプリ
「UDトーク」は国産の文字起こしアプリで、日本の東京大学先端科学技術研究センターと株式会社シャムロックレコードが共同開発したそうです。
使い方を簡単に説明します。
特徴:
Otter.ai – 海外の人気文字起こしサービス
次は、海外で人気の「Otter.ai」です。英語での利用がメインですが、日本語にも対応しています。
特徴:
Otter.aiの魅力は、自動要約機能です。長時間の講義でも、ポイントを押さえた要約を自動生成してくれるので、復習の際に重宝します。
コエステーション – 日本語特化の文字起こしツール
続いて、日本のアドバンスト・メディア社が開発した「コエステーション」をご紹介します。
使用方法は以下の通りです。
特徴:
コエステーションは、日本語の方言や専門用語にも強いのが特徴です。地域の大学や、専門性の高い講義の文字起こしに適しています。
Google ドキュメント音声入力 – 無料で手軽な文字起こしサービス
最後に、誰でも気軽に使える「Google ドキュメント」の音声入力機能をご紹介します。
使い方は次のとおりです。
特徴:
Google ドキュメントの良いところは、特別なソフトウェアやアプリを必要としない点です。急な会議や短いディスカッションの記録に最適です。
AI文字起こしが教師と学生にとってのメリット
これらのツールを活用する利点は、主に以下の3点です:
また、これらのツールは学生だけでなく、教師にとっても大きなメリットがあります:
最後に
補足ですが、AIによる文字起こしは便利ですが、完璧ではありません。最終的には自分で内容を確認し、必要に応じて修正や補足を加えることをお忘れなく。また、録音を行う際は、必ず講師や参加者の許可を得るようにしましょう。
これらのツールを上手く活用して、より充実した学びの時間を過ごしてください。皆さんの学習がより効果的になることを願っています。
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